当期純利益の見方

suica01_l当期純利益は、経常利益から各種の税金などを引いた後の純粋な企業の利益を示しています。

 

この数字によって1株あたりの収益が決まっていくため、株価の変動要因として重要な値となってきます。

 

そのため、利益が大きく伸びると企業の株価が上昇することに繋がることが多いです。

 

したがって、この数字が毎年伸びているような企業の株式を購入したいところです。

 

しかし、最終的な利益というのは、様々な要因で増減をすることが少なくないです。

本業での利益が大きくなっている年でも、営業外の費用が発生することで見かけ上の利益が大きく押し下げられることが起こり得ます。

企業において将来が有望な会社をM&Aをした年というのは、大きな買収費用が発生することになってきます。

その場合の買収した企業は、初年度は利益貢献をすることが少ないです。

そのため、M&Aをした企業では、のれん代の発生によって見かけ上の利益が押し下げられることが起こってきます。

 

しかし、数年後にはM&Aをした企業は、利益貢献に繋がる場合が出てきます。

 

よって、見かけ上の利益の大きさだけで企業の価値を図ることはできないと言えます。見かけ上の利益の見方としては、単年度の収益構造を知るとともに複数年度の推移を見て判断すると良いです。

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